看護部長挨拶

chishima医療法人 誠医会 宮川病院
看護部長 千島 美奈子

 当院は「誠の医療に徹し地域医療に貢献します」の理念のもと、地域の皆様に支えられ明治42年設立から110年以上に亘り、質の高い医療の提供を目指してきました。
 社会環境は時代と共に変化し、高度な医療はもとより、少子・超高齢・多死社会に対応する医療・看護が更に求められる中、当院は、急性期2病棟、地域包括ケア病棟、緩和ケア病棟を有し、急性期から、在宅の看とりまで積極的に在宅医療・看護に取り組むなど、現在の社会・医療情勢に必要不可欠な役割を担っています。
 これらの役割を担っていくため、看護職員は専門職として成長することが求められます。常に最善のケアを提供できるよう必要な知識・技術・倫理的感性を養うことが必要です。そのため教育体制においてはクリニカルラダーシステムを導入し、ラダーと連携した段階別教育プログラムに沿った人材育成を行っています。
 現在、緩和ケア認定看護師、感染管理認定看護師、がん化学療法看護認定看護師、その他学会等における認定資格者が在籍し、院内研修の講師として、また相談できる頼りになる存在として、役割を発揮しています。
 稼働病床数122床という中規模病院ならではの魅力は、全職員、顔の見える関係とアットホームな協力体制、そして垣根のないコミュニケーションであると実感しています。新採用者の受け入れにおいても「宮川病院の新人」という意識のもと、皆で育てていく風土が養われています。中途採用者に対しても、安心して当院の一員になっていただけるようなフォローアップ体制を整えています。
 また、それぞれ機能の異なる病棟を有しているため、様々な経験を通し、看護の喜びを感じながら成長を実感できることも魅力です。
 一方、人生の様々なイベントを経験しながらも、家庭と仕事を両立させ、継続して勤務していけるよう一人ひとりの事情を配慮したワークライフバランスへの取り組みも行っています。出産後の仕事復帰者に対する短時間勤務の導入、小学校入学まで利用できる保育室の設置、夜勤専従・日勤勤務・週3~4日勤務など、多様な勤務形態を採用しています。
 そして、当院は京浜急行「川崎大師」駅を降りると、すぐ目の前という通勤に大変便利な立地条件であることも魅力です。
 「宮川病院に来てよかった」と患者さんだけではなく、職員もそう思える医療・看護を行っています。是非、宮川病院看護部の仲間になり一緒に看護の喜びを共有し合いませんか。心からお持ちしています。

宮川病院 看護部の理念

私達は、患者さんの立場に立ち
「宮川病院にきてよかった」と思っていただける看護を実践します。

宮川病院 看護部の基本方針

  1. 患者さん一人ひとりの人権を尊重し、倫理観をもった安全で、安心な看護を実践します。
  2. 看護の専門性を発揮し、チーム医療の一員としての役割と責任を果たします。
  3. 地域の保健・医療・福祉機関と連携し、継続看護を推進します。
  4. 宮川病院の看護師として誇りと責任を持ち、自己研鑚に努め、ともに学び成長します。